商品部門特集⑮ 大手商社「デジタル・ICT・その他部門」の現状と今後の重点施策(前)

引き続き旺盛なDX需要を取り込み、国内主要事業会社が堅調な推移

    【住友商事】
    国内事業会社の堅調な推移やティーガイア売却益により大幅増益を達成したメディア・デジタルグループ
    - 大阪・関西万博において携帯通信インフラを提供するほか、交通事業者向けインフラ保全AIソリューションを開発する住商
    - 日本の映像コンテンツの世界流通を手掛けるREMOWへの出資が注目される住商
    【三井物産】
    MBKデジタルを設立し、マーケティング領域を中心に事業活動の現場に必要不可欠なデータ活用を促進するICT事業本部
    - ウェルネス・人材紹介・人材育成サービス事業の再編やウェアラの完全子会社化を実施した三井物のウェルネス事業本部
    【豊田通商】
    傘下のエレマテックを完全子会社化したほか、クラウドサービス事業会社へ出資したデジタルソリューション本部
    【三菱商事】
    事業会社3社を統合し、中核事業会社エムシーディースリーを設立したスマートサービス本部

    Spot
    ○モビリティ好調で過去最高益を更新したほか、衛生用品事業などの拡大も進める豊田通商のアフリカ本部

    Voice
    ☆英国エネルギー産業向け、鋼材加工・機器製造および港湾事業を買収した三井物産
    ☆伊藤忠商事が缶詰スープ世界シェア1位「キャンベル」の国内向け輸入・販売を開始

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