商品部門特集② 大手商社「食料部門」の現状と今後の重点施策(後)

資産売却益の計上や海外生鮮食品事業のターンアラウンドの進展などで5社5組織が増益

    【伊藤忠商事】
    豚肉事業の販売好調や食品流通関連事業の取扱数量増で大幅増益を達成した食料カンパニー
    - 食品流通関連領域においてグループ力を活かした機能・競争力の強化を図る伊藤忠
    【丸紅】
    - 食料・アグリ分野を統合し、新たな体制でスタートした食料・アグリ部門
    - ブラジル農業資材販売事業および米国肥料卸売事業が好調だった旧アグリ事業本部
    【住友商事】
    欧米州青果事業が好調に推移、北米マッシュルーム事業の生産安定化施策も効果があった食料SBU
    【豊田通商】
    南米穀物インフラ事業が市況下落の一方で一過性利益が増益に貢献したライフスタイル本部
    - 国内初の小型心電計を用いて地域医療機関と連携したプロジェクトを行う豊通

    「資料」
    表1 大手商社「食料部門」の25/3期連結業績
    表2 大手商社「食料部門」の人員
    表3 大手商社「食料部門」の主要な関係会社

    Spot
    ○『経営戦略2027』期間の重点人材強化策を公表した三菱商事

    Voice
    ☆Forbes JAPAN「時代をつくる『50歳以上の女性50人』」に伊藤忠商事の茅野みつる氏が選出
    ☆ソラコムとIoT領域における戦略的協業・新会社設立を進める丸紅グループ

Information