不確実性が高まる中、既存投資案件のバリューアップに注力する各社

【三菱商事】
『経営戦略2027』にて、27年度までに営業収益CF1.4兆円、ROE12%以上の達成を狙う
【三井物産】
収益基盤の成長に向けた道筋が明確に　現中経後も累進配当を継続
【伊藤忠商事】
25年度に当期利益9000億円を計画、当期利益、ROE、時価総額の「商社3冠」も視野に入れる
【住友商事】
過去最高レベルの7300億円の投融資を実行しつつ、資産入替も着実に進捗し事業ポートフォリオの変革が進む
【丸紅】
中期経営戦略『GC2027』を通じ、「既存事業の磨き込み」を中心に27年度当期利益6200億円超を狙う
【豊田通商】
前中計の定量目標をすべて達成し、新中計では28／3期に当期利益4500億円を計画
【双日】
非資源事業の収益伸長で通期見通しを超過達成、新たに100億円を上限とする自己株式取得を決定

Spot
○25年度における大手商社の年間配当金は伊藤忠を除く6社が増配予想

Voice
☆タイの財閥Charoen Pokphand Groupとの相互出資の解消を発表した伊藤忠商事
☆ベトナムの外食産業に初参入した双日とロイヤルホールディングス