地域特集④ 大手商社の北米ビジネス(後)

緩やかな景気拡大が持続した米国でAIや脱炭素関連の新規投資を進める

    【三井物産】
    米テキサス州にてCCSの鉱区リース契約を締結し、事業推進を検討
    - メタノール製造販売事業では回復基調が鮮明で、化学品タンクターミナル事業も好調に推移した三井物
    - 大手トラックオークション会社への出資など北米自動車事業とのシナジー創出を目指す三井物
    【住友商事】
    足元では主力事業の鋼管で市況回復に遅れがみられ、建設機械でも需要の伸びが鈍化傾向
    - 再エネ事業会社の設立に加え、CCSやBECCSなどカーボンマネジメント関連で進展があった住商
    【双日】
    米自動車ディーラー事業の利益率低下で減益の一方で、化学品製造事業等や米国省エネルギーサービス事業は好調

    「資料」
    表1 大手商社「北米地域」の主要な関係会社
    表2 大手商社「米国法人」の店別にみた駐在員数
    表3 大手商社「米国法人」の派遣部門別にみた人員数

    Spot
    ○消費者の健康データを活用する「けんコミ」事業の拡大を図る住友商事

    Voice
    ☆25年4月に豊田通商傘下のユーラスエナジーとテラスエナジーが統合し、国内No.1風力・太陽光発電事業者が誕生
    ☆仕事と介護の両立支援サービス「ビジネスケアラー応援団」をローンチした三井物産傘下の保健同人フロンティア

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