商品部門特集⑧ 大手商社「生活消費財部門」の現状と今後の重点施策(後)

アパレル市況回復や価格転嫁の進捗により5社5組織で増益

    【住友商事】
    ドラッグストア事業が好調だったものの、グローバル青果事業の減損を主因に減益となったライフスタイルグループ
    - 住商フーズをコアとして販売力・商品調達力を強化し、事業拡大・新規事業を推進する食料SBU
    - トモズなどを中心にドラッグストア・調剤薬局事業の規模拡大を進め、昨年に続き好調を維持した住商のヘルスケアSBU
    【双日】
    国内リテール事業の回復やベトナム卸事業の新規連結および商業施設の売却などが増益に貢献したリテール・コンシューマーサービス本部
    - ロイヤルホールディングスなど国内外リテール事業で様々な展開を加速させる双日
    - 繊維事業、商業施設の投資運営でも好調を維持する双日

    「資料」
    表1 大手商社「生活消費財部門」の24/3期連結業績
    表2 大手商社「生活消費財部門」の人員
    表3 大手商社「生活消費財部門」の主要な関係会社

    Spot
    ○双日テックイノベーションがWeb-ERPパッケージ『GRANDIT』の商社業務アドオンテンプレートを新たに販売開始

    Voice
    ☆米Ginkgo Bioworksと共に合成生物学の研究開発サービスを展開する双日
    ☆フィンランド発祥のスポーツ「モルック」の服飾雑貨カテゴリーなどに関するマスターライセンス契約を締結した伊藤忠ファッションシステム

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