大手商社のサステナビリティへの取組状況(後)

基本方針や経営方針を見直し、発信を強化することで持続可能性に貢献する各社

    【伊藤忠商事】
    「三方よし」の企業理念のもと、SDGsへの貢献・取組強化を定める
    - 気候変動への取り組みなど各カンパニーで様々な進捗が進む伊藤忠
    - 滋賀県や奄美大島における社会貢献活動を進めるほか、ITOCHU SDGs STUDIOの進化が著しい伊藤忠
    【住友商事】
    23年11月に機構改正を行い、サステナビリティ・DE&I推進担当役員を新設
    - 6つの重要社会課題の具体的な方針を定め、各セグメントで取り組みを進める住商
    - サステナビリティに関する情報公開について、社内関連部署で連携し速報値を開示する住商
    【豊田通商】
    サステナビリティ推進に関わる人員を増加し、様々な社会課題の解決を推進
    - マテリアリティの進捗にKPIを定義し、26/3期の目標達成へ道筋を示す豊通
    - 社員による積極的な社会貢献活動を通して「豊かな社会づくり」の実現を目指す豊通
    【双日】
    環境・社会(人権)リスクに関するモニタリングを行い双日と社会が得る価値の最大化を図る
    - 気候変動や人権、社会貢献等、サステナビリティの取り組みを進める双日

    図1 伊藤忠商事におけるサステナビリティ関連組織図
    図2 伊藤忠商事「7つのマテリアリティ」
    図3 伊藤忠商事「GHG 排出量削減・オフセットに関する目標」
    図4 住友商事のサステナビリティ推進体制
    図5 住友商事のマテリアリティ(重要課題)
    図6 双日「サステナビリティ推進・実行体制図」
    図7 双日のマテリアリティ
    図8 双日「脱炭素対応方針」
    表 大手商社のサステナビリティ推進体制

    Spot
    ○飲食業界における問題解決に最先端技術が並び、3日間で1万8000人が来場したフードテックWeek

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    ☆住友商事グループの3社が『JAPAN MOBILITY SHOW 2023』に初出展
    ☆リサイクルに適したモノマテリアルパッケージの供給を開始した三菱商事プラスチック

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