石炭市況や鋼材価格の上昇によって7社中6社が増益を達成

【三菱商事】
原料炭価格の市況上昇を主因として、当期利益4393億円を稼いだ金属資源グループ
- 23年度にペルーQuellaveco銅鉱山の持分生産量12～14万トンを見込む商事
- 新たな事業会社として、Beyond Materialsや東洋紡エムシーなどを新設した商事の総合素材グループ
【住友商事】
好調な北米鋼管事業を中心として前期比2倍となる当期利益1104億円を稼いだ金属事業部門
【豊田通商】
取扱数量の減少はあったが、市況価格の上昇や為替影響などで増益を達成した金属本部
【双日】
資産ポートフォリオの組み替えと大幅増益を同時に実現した金属・資源・リサイクル本部
- サーキュラーエコノミー事業やフッ素化合物事業で複数の動きがみられた双日

「資料」
表1　大手商社「金属部門」の23／3期連結業績
図1　住友商事「英ProtostarによるCO2回収から鉱物化までの一連の流れ」
図2　双日「石炭販売量の推移」
表2　大手商社「金属部門」の人員
表3　大手商社「金属部門」の主要な関係会社

Spot
○増収増益を達成したほか、自動車鋼材流通のデジタル・プラットフォーム構築などに取り組むメタルワン

Voice
☆プロ野球公式戦で伊藤忠商事の茅野常務が国歌斉唱、髙田常務が始球式にそれぞれ登場！
☆日本女子プロゴルフツアー会場にJLPGAと共同で託児所を開設する住友商事