石炭市況や鋼材価格の上昇によって7社中6社が増益を達成

【三井物産】
鉄鉱石や銅の価格下落はあったが、石炭の価格上昇を主因に当期利益4388億円を計上した金属資源本部
- 事業ポートフォリオ再構築の一環として、豪州原料炭事業会社のStanmore SMCを売却した三井物
- 米国NuMitにおける在庫評価損および価格下落で業績が悪化した三井物の鉄鋼製品本部
【伊藤忠商事】
2年連続で過去最高益を更新し、カナダ鉄鉱石事業への出資も実行した金属カンパニー
- 好調な北米鉄鋼事業、リサイクルやCCUS・低炭素鉄源、アルミ製錬などで積極的な脱炭素化に取り組む伊藤忠
【丸紅】
鉄鉱石や銅の価格下落による影響はあったが、2年連続で最高益を更新した金属本部
- グリーン戦略に則り、アルミ生産におけるCO2排出量低減やリチウムイオン電池リサイクル事業に取り組む丸紅

「資料」
図　伊藤忠商事、MCi社、大成建設の協業に関するスキーム図

Spot
○鉄鋼価格の上昇や円安の影響により当期利益955億円を稼ぎ出した伊藤忠丸紅鉄鋼

Voice
☆マルチステークホルダー方針に則り、人事制度改正や賃上げを実行した三菱食品
☆自らのルーツの1つである鈴木商店を描いた舞台に特別支援企業として協賛した双日