大手商社におけるIRへの取組状況

IR専任組織を強化するとともに、ESGに代表される非財務情報の開示に注力

    【三菱商事】
    23年4月にCSEOを設置し、管下にIR・SR部を新設することで、財務・非財務情報を一体的に開示
    【三井物産】
    22年12月に旧インベスターデイとESG Dayを統合した新インベスターデイを開催するなど、ESG対応を強化
    【伊藤忠商事】
    21年にIR室をIR部に改組、さらなる企業価値の拡大を図る
    【住友商事】
    社内外のステークホルダーとの対話を重視し、Corporate Communication委員会を発足させてIR発信を強化
    【丸紅】
    18年度よりサステナビリティ説明会を開くなどESGの潮流を捉えるほか、23年2月に配当方針を変更
    【豊田通商】
    財務・非財務情報の開示拡充や経営陣による機関投資家との一層の対話推進を図る
    【双日】
    中期経営計画の目標である「PBR 1倍超」の達成のため、開示の充実を図り、組織運営体制を構築、コロナ禍に減少していた海外IRを強化

    「資料」
    表 大手商社のIR担当組織と活動内容

    Spot
    ○三菱商事が初のESG説明会を開催し、社会課題の解決に向けた取り組みなどを紹介

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    ☆国際女性デーにプロクライマーの原田海選手を招き、オンラインイベントを共催した住友商事
    ☆有識者たちが商社の未来像を巡って議論を交わした「商社シンポジウム2023」
    ☆上位2社が通期利益 1兆円超を見据える大手商社の2023年3月期決算発表日程

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