大手商社の中南米ビジネス(後)

農業資材販売事業や電力や道路などインフラ案件への参画が相次ぐ

    【三井物産】
    供給拠点・消費市場の両面で中南米を重要な地域と位置づけ、資源開発やインフラ投資を軸に多様な事業を展開
    - メキシコで、水・電力・エネルギーソリューションの総合インフラ事業会社を発足させた三井物
    - 銅山出資をプラットフォームとした関連事業とESGにフォーカスした事業展開を図る三井物
    【丸紅】
    脱炭素の取り組みに加え、ブラジル国内消費の取り込みや既存インフラ事業のさらなる深化を図る
    - ブラジルで衛生用品メーカーを買収したほか、農業資材販売事業を子会社化した丸紅
    - チリ銅鉱山事業で操業の遠隔管理や自動化、再エネ電力への転換を推進する丸紅
    【住友商事】
    ブラジルにおける農業資材直販事業拡大に向けてNativa社を買収
    - 日本企業として初めてパラグアイで農薬販売会社を設立した住商

    「資料」
    表1 大手商社の中南米地域における主な事業会社
    表2 大手商社の中南米地域における人員

    Spot
    ○2023年度入社式における大手商社の社長挨拶

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    ☆ソーラーシェア事業の普及に向けて東急不動産等と実証事業に参画する丸紅メタル
    ☆4年振りに明治神宮野球場で野球教室を開催した伊藤忠商事

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