大手商社における2023年の経営課題

潤沢なキャッシュを脱炭素などの成長投資に充て、新たな収益源の構築を急ぐ
※今週号は新年号のため、1月4日・11日合併号となります。

    【三菱商事】
     総合商社初の純利益1兆円台を射程に捉えるも、“実力値”向上でさらなる高みを目指す
    【三井物産】
     重点施策に掲げる収益基盤の強化や成長戦略の実行を推進
    【伊藤忠商事】
     脱炭素社会を見据え、北米で再生可能エネルギーの開発を加速
    【住友商事】
     事業ポートフォリオのシフトに向けた取り組みの加速を通じ、高い収益性と下方耐性の実現を図る
    【丸紅】
     Gavilon穀物事業の売却により得られるキャッシュを活用し、成長投資のさらなる加速を見据える
    【豊田通商】
     中計最終年となる25/3期の当期利益目標2500億円の前倒し達成を見込む
    【双日】
     DX推進を通じ、事業モデルの変革やデジタル人材の育成を加速

    「資料」
    図1 三菱商事「MC Shared Value(共創価値)の創出」
    図2 丸紅「GC2024における資本配分」
    図3 丸紅「女性活躍推進2.0」
    図4 双日「強固な事業の確立と変革」

    Spot
    〇役職定年を迎える大物役員の去就が注目される伊藤忠商事の23年度役員人事予想
    〇次期社長候補の動向が注目される丸紅の役員人事予想

    Voice
    ☆23年度の日本における貿易収支および経常収支の見通しを公表した日本貿易会
    ☆丸紅ネットワークソリューションズが西武鉄道に踏切滞留AI検知システムを納入

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