地域特集③
大手商社のASEAN地域における活動状況(後)

事業環境の変化を見極めながら、積極的に成長市場の取り込みを図る各社

    ◇インドネシアで分散型太陽光事業への出資やレンタル倉庫・工場事業の再編、CCUSの事業化調査を実行した三井物産
    ◇マレーシアで機能性食品容器の製造・販売に参画した三井物
    ◇事業ポートフォリオ再構築の一環としてフィリピンのCoral Bay Nickel事業を売却した三井物
    ◇船舶向けアンモニア燃料供給の実現に向けてシンガポールで複数の動きがみられた住友商事
    ◇マレーシアで水素・カーボンニュートラルメタン関連事業、昆虫由来の代替タンパク質事業などに着手した住商
    ◇ベトナムにおいて、スマートシティ開発や洋上風力発電事業などを推進する住商
    ◇ベトナムをはじめとする東南アジアやインド等の成長マーケットを注力領域の1つに位置づける双日
    ◇マレーシアで蔦屋書店を開業したほか、フィリピンで通信タワー事業やオフィスビル開発事業に参画した双日
    ◇ベトナムにおいて国産牛の輸入販売事業や屋根置き太陽光発電事業に参入した双日

    「資料」
    表1 大手商社におけるASEAN各国の主要商品や人員など
    表2 大手商社におけるASEAN各国の主な事業会社

    Spot
    ○ 業界の垣根を超えたコラボレーションの実現を目指す住友商事の「MIRAI LAB PALETTE」

    Voice
    ☆ 農業生産の向上に貢献すべく住友商事グループの農薬関連会社群がミッション・ビジョンを策定してグループロゴを統一
    ☆ 『Arch-LOG』のVR活用で住宅販売のデジタル化を促進する丸紅アークログ

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