商品部門特集⑨
大手商社「エネルギー部門」の現状と今後の重点施策(前)

コロナ禍からの回復に伴う原油・ガス価格の高騰により全社が大幅増益を達成

    ◇資源価格上昇の恩恵やSierra Gorda売却益をはじめとした一過性利益などを主因に大幅増益を達成した住友商事
    ◇生産順調で市況上昇の追い風を受けた結果、石炭事業、鉄鋼原料事業がともに好調だった住商
    ◇ノルウェー領北海油田事業を売却したほか、アンモニアバンカリング事業など環境負荷低減に資する事業を展開する住商
    ◇設立から1年が経ち、水素関連ビジネスを代表として案件が進捗した住商のエネルギーイノベーション・イニシアチブ
    ◇太陽光発電事業開発・運営会社の設立や「カーボンソリューションチーム」の新設などがみられた住商
    ◇油価上昇で大幅増益を達成したほか、LNGプロジェクトにおけるCCS・CCUS事業の検討なども進める三菱商事
    ◇水素・メタネーション等の次世代エネルギーや原生林再生事業、脱炭素に向けたスケールアップ事業に力を入れる商事

    Spot
    ○ 中国、ブラジルなどで残高が増加した22/3末のカントリーリスクエクスポージャー

    Voice
    ☆「名古屋港水素エネルギー展」への出展が好評を博した住友商事グループ
    ☆「第4回 プラチナキャリア・アワード」にて最優秀賞を受賞した双日

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