商品部門特集⑦
大手商社「機械部門」の現状と今後の重点施策(前)

コロナ禍からの回復を捉え、自動車分野や船舶分野が好調だった各社

    ◇自動車販売や船舶関連事業、北米IPP事業等が総じて好調だった伊藤忠商事の機械カンパニー
    ◇注力中のアンモニア燃料船ビジネスで新たな動きが散見された伊藤忠
    ◇日立建機の株式取得によって北米事業や販売金融・物流分野でのシナジー発揮が期待される伊藤忠
    ◇リース事業や自動車関連事業を中心に業績が改善した住友商事の輸送機・建機事業部門
    ◇三井住友ファイナンス&リースを軸として、各部門とのさらなる協業を目指す住商
    ◇前期に計上した巨額の一過性損失の反動により大幅増益となった住商のインフラ事業部門
    ◇30年までに再エネ発電の持分発電容量3000MW以上を目指す住商
    ◇ディーラー事業とディストリビューター事業の販売台数がいずれも回復基調となった双日の自動車本部
    ◇航空機関連取引の増益や船舶市況の回復によって業績が改善した双日の航空産業・交通プロジェクト本部

    「資料」
    図1 住友商事・モビリティ事業のGlobal Map
    図2 住友商事・Muara Laboh地熱発電事業の株主構成
    図3 双日とイオンの連携プロダクトファイナンス
    図4 双日・ビジネスジェット事業におけるチャーター販売実績件数

    Spot
    ○ 4社合併を経て、新たな事業領域も含めた規模感あるビジネス展開を図る双日マシナリー
    ○ 丸紅がメディア向け勉強会を開催し、米国における経済見通しや選挙情勢を解説

    Voice
    ☆ 優良な契約産地を表彰する『Glower of Salad Club 2022』を開催したサラダクラブ
    ☆ 住友商事の参画する住友EXPO2025推進委員会が大阪・関西万博のパビリオン構想を発表

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