商品部門特集⑥
大手商社「食料部門」の活動状況と今後の重点施策(後)

水産・農産ビジネス、食品卸・流通事業の好調な推移などで6社中5社が増益に

    ◇コロナ禍からの需要回復を捉えた鮭鱒養殖事業が大幅増益を達成した三菱商事
    ◇穀物飼料・畜産事業において大宗穀物における調達網多様化を推進し、地政学リスクに対応する商事
    ◇事業再編が既存事業の収益向上に貢献し、Olamが過去最高益を更新した商事
    ◇サーモン事業や穀物関連事業の好調な推移により大幅増益を達成した三井物産の食料本部
    ◇ファッション事業の統合に伴う評価益などで大幅な増益となった三井物の流通事業本部
    ◇食品事業での一過性損失などで減益となった豊田通商の食料・生活産業本部

    「資料」
    表1 大手商社「食料部門」の22/3期連結業績
    表2 大手商社「食料部門」の人員
    表3 大手商社「食料部門」の主要な関係会社

    Spot
    ○ AI・人流分析で都市DXを推進する合弁会社「GEOTRA」を設立した三井物産とKDDI

    Voice
    ☆ 人的資本経営に関する先進的な取り組みを行う企業として、経済産業省のレポートで紹介された双日と伊藤忠商事
    ☆ 住友商事が開発を進める宇都宮駅東口地区整備事業複合施設の名称『Utsunomiya Terrace』とシンボルマークが決定

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