商品部門特集③
大手商社「化学品部門」の現状と今後の重点施策(前)

石油化学市況の上昇や農業資材の好況などにより7社中6社が増益を達成

    ◇穀物事業およびアグリインプット事業の成長戦略を加速するため、Gavilonグループを再編した丸紅のアグリ事業本部
    ◇エチレンのカーボンニュートラル化などを通じて環境対応を進める丸紅の化学品本部
    ◇メタノール価格上昇の恩恵を受け、増益を達成した三井物産のベーシックマテリアルズ本部
    ◇リサイクルポリプロピレン製造事業や森林カーボンクレジット事業へ参画した三井物のパフォーマンスマテリアルズ本部
    ◇オランダ畜水産種苗企業やイタリア野菜種子事業へ出資した三井物のニュートリション・アグリカルチャー本部
    ◇エレクトロニクス事業・化学品事業における取り扱い増加で増益を達成した豊田通商の化学品・エレクトロニクス本部
    ◇北米における車載用電池生産の新会社設立や量子コンピュータ関連事業会社への出資などが注目される豊通
    ◇不確定要素が多い中、市況の追い風を受け、過去最高益を更新した双日の化学本部
    ◇バイオマス由来の化学品事業会社への出資や生産技術の開発など環境対応案件が目立った双日

    Spot
    ○ 第3回サステナビリティ説明会を開催し、『GC2024』における「グリーン戦略」などを解説した丸紅

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    ☆ 神宮球場でヤクルト×阪神戦の始球式に登板した伊藤忠商事の鉢村CFO
    ☆ 開館記念展 II「『美』の追求と継承-丸紅コレクションのきもの-」を開催中の丸紅ギャラリー

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