大手商社のサステナビリティへの取組状況(前)

基本方針、担当組織、気候変動問題への対応、具体的な取り組みなど

    ◇企業理念である「三綱領」に基づき、古くからサステナビリティの意識を根付かせてきた三菱商事
    ◇営業グループがサステナビリティ重要課題に関連する事業目標を策定し、より意欲的な目標となるような見直しを継続する商事
    ◇「カーボンニュートラル社会へのロードマップ」を策定し、GHGの具体的削減目標や2兆円規模のEX関連投資を掲げる商事
    ◇中期経営計画の基本方針の1つに「SDGs」への貢献・取組強化を定めた伊藤忠商事
    ◇南米コロンビアの一般炭権益の売却を実行するとともに、23年度までの一般炭権益からの完全撤退を発表した伊藤忠
    ◇中古携帯端末事業や蓄電池関連事業、Doleのバイオガス発電事業等、ビジネスによる環境問題解決に貢献する伊藤忠
    ◇SDGsに関する世の中のあらゆる取り組みを発信する「ITOCHU SDGs STUDIO」を開設した伊藤忠
    ◇CFO傘下のサステナビリティ推進部と社長直轄のサステナビリティ推進委員会が密接に連携する丸紅
    ◇基盤マテリアリティと環境・社会マテリアリティを特定し、SDGsの達成に貢献する丸紅
    ◇『気候変動長期ビジョン』を公表し、GHG排出ネットゼロを目指すためのアクションプランを策定した丸紅

    「資料」
    表  三菱商事のサステナビリティ重要課題
    図1 三菱商事のサステナビリティ重要課題とSDGsの関連
    図2 伊藤忠商事のサステナビリティ推進体制
    図3 伊藤忠商事のマテリアリティおよびSDGsとの関連
    図4 伊藤忠商事のGHG削減目標
    図5 丸紅のサステナビリティ概念図
    図6 丸紅のサステナビリティ推進体制
    図7 丸紅の基盤マテリアリティ
    図8 丸紅の環境・社会マテリアリティ
    図9 丸紅の気候変動対策への貢献

    Spot
    ○ 住友商事、日産自動車、住友三井オートサービスが自治体向け脱炭素化支援パートナーシップを締結
    ○ 上海で開催された第4回中国国際輸入博覧会に大手商社3社が出展

    Voice
    ☆ グローバルネットワークを活かし、創業地である滋賀県へ外国語絵本を寄贈した伊藤忠商事
    ☆ 地元の商業高校で簿記の重要性について講演を行った住友商事九州社員

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