商品部門特集④ 大手商社
「燃料部門」の活動状況と今後の営業戦略
商品市況下落で大幅な減益となったが、下期には改善の兆しが見えた各社
◇ 純利益が期初見通しに比べ大幅に上ブレした三井物産のエネルギーセグメント
◇ 14億ドルもの巨費を投じ、米国のシェールガス事業に参画した物産
◇ JAL向けの燃料デリバティブで貸倒を計上した三菱商事のエネルギー事業グループ
◇ ベネズエラのオリノコ重質油開発案件など非在来型への取り組みが加速する商事
◇ 権益の売却益などで唯一増益となった住友商事の資源・エネルギーセグメント
◇ 商社主導でボリビアの銀・亜鉛・鉛鉱山の改善に成功した住商
◇ 特別利益があったが、油価下落による減益が大きかった丸紅の旧エネルギー部門
◇ 2部門体制に改め、それぞれの部門長がきめ細かい対応を図る丸紅
◇ 油価下落でACGプロジェクトなどが減益となった伊藤忠商事のエネルギーセグメント
◇ 西豪州とナミビアで相次いでウラン開発プロジェクトに参画した伊藤忠
◇ 各セグメントが低迷し経常利益が6割減となった双日のエネルギー・金属部門
◇ 開発中の案件が相次いで立ち上がり持分生産量が大幅に増加する双日