商品部門特集⑧
大手商社「機械部門」の現状と今後の重点施策(後)
世界的な市況低迷や新型コロナの影響を受けて自動車販売事業が伸び悩んだ各社
◇一部減損の影響はあったものの、3本部がいずれも増益を達成した三井物産の機械・インフラセグメント
◇ライドシェアサービス等を中心としたモビリティ関連の新規投資が目立った三井物
◇UVeyeの車両検査技術を活用する豊田通商のグローバル部品・ロジスティクス本部
◇生産・販売事業の拡大に加え、MaaS領域における事業開発を推進する豊通の自動車本部
◇電力分野を中心にアフリカでの取り組みが散見された豊通の機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部
◇ヤナセの採算改善や堅調な船舶取引などにより増益を達成した伊藤忠商事の機械カンパニー
◇ゼロ・エミッション船の開発や廃棄物処理発電事業など、環境配慮型の案件が散見された伊藤忠
◇事業環境が悪化する中、積極的な先端技術の取り込みを図る双日の自動車本部
◇空港運営事業の拡大に加え、鉄道MRO事業の買い増しを実行した双日の航空産業・交通プロジェクト本部
◇トルコで参画する総合病院の開院が注目される双日の機械・医療インフラ本部
◇今後の需要拡大が見込まれるミャンマーの通信インフラ事業に参画した双日のエネルギー・社会インフラ本部