商品部門特集⑨ 大手商社
「化学品部門」の現状と今後の重点施策
市況が低迷する厳しい事業環境の中で国内販社などが手堅く稼いだ各社
◇トレーディングの健闘や米国メタノール製造事業の通期貢献で増益になった三井物産のベーシックマテリアルズ本部
◇トレーディングで着実に地力をつける三井物のパフォーマンスマテリアルズ本部
◇農薬など主要ビジネスが堅実に稼ぐ三井物のニュートリション・アグリカルチャー本部
◇米国農業化学品事業の健闘で当期利益200億円超を稼いだ丸紅の農業化学品本部
◇トレードや国内販社が堅調に推移する丸紅の化学品本部
◇減損の計上や汎用化学品の事業投資の低迷で減益になった三菱商事の化学品グループ
◇バリューチェーンに沿った組織体制とし、一体感を持ったビジネスを展開する商事
◇加工業を中心とした事業会社の好調で過去最高益を更新した伊藤忠商事の化学品部門
◇トレーディングと事業投資の両面から将来に向けた布石を打つ伊藤忠
◇トレードと製造事業が好調に推移する住友商事の基礎化学品・エレクトロニクス本部
◇製造業への投資とそこから派生するトレードの取り込みに注力する住商
◇主要事業領域が概ね堅調に推移した住商のライフサイエンス本部
◇農薬、肥料、医薬品の基盤拡充と、化粧品、動物薬の育成に注力する住商
◇メタノールや合成樹脂など5つの収益の塊が堅実に稼ぐ双日の化学本部
◇欧州の化学品商社を買収し、メタノールなどの販売力を一層強化する双日
◇北米・中国での自動車材料の販売が伸びた豊田通商の化学品・エレクトロニクス本部
◇社会のニーズに対応した新たなビジネスモデル創造に資する取り組みを推進する豊通