商品部門特集⑤ 大手商社
「エネルギー部門」の現状と今後の重点課題
前期に計上した減損損失の反動により業績改善するも利益が伸び悩んだ各社
◇コアとなる天然ガス事業の回復が目立った三菱商事のエネルギー事業グループ
◇世界初の船舶向けLNG燃料供給・販売事業が本格的にスタートした商事
◇前期減損の反動やコスト削減効果により増益となった三井物産
◇仕掛かり中のLNG案件およびE&P案件の立ち上げに注力する三井物
◇石油、ガス、エネルギーの中下流バリューチェーン展開を強化する三井物
◇税関連の一過性損失の影響で赤字となった伊藤忠商事のエネルギー部門
◇減損の反動や権益売却により業績が改善するも赤字脱却には至らなかった双日
◇石油・ガス開発事業における減損損失計上ならびにコスト負担増により厳しい決算となった丸紅のエネルギー本部
◇業績改善するもシエラゴルダ銅鉱山事業の減損損失等を理由に赤字となった住友商事の資源・エネルギーセグメント
◇マンガン系合金鉄の製造・販売事業をスタートさせた住商
◇50ドル近辺で見通しが一致する17年度原油価格見通し