商品部門特集④ 大手商社
「金属部門」の現状と今後の重点施策(後)
コスト削減、生産効率の向上に努めるも、価格下落による減損損失を迫られた各社
◇市況価格の影響が資産規模に比例し、巨額の減損を計上した三菱商事・金属グループ
◇コスト削減とともに保有資産の選択と集中に力を入れる商事の金属資源本部
◇新中期経営計画に則り、さらなる資産の優良化を推し進める商事・金属グループ
◇Edgen Groupの減損損失をはじめ、北米の鋼管事業で苦戦を強いられた住友商事
◇住友商事グローバルメタルズの発足など、金属事業再編に進捗がみられた住商
◇減損があったものの、石炭権益の保有意義変更等で増益となった双日の石炭・金属本部
◇強みを持つ分野を伸ばすとともに、新規領域の開拓を目指す双日
◇経営基盤の強化を目指し、本社事業の一部分社化を図った豊田通商・金属本部
◇特殊二次加工事業、レアアース生産事業などインドビジネスが活発化する豊通