商品部門特集⑩ 大手商社
「情報産業部門」の現状と今後の重点施策
主力事業の収益拡大や投資有価証券評価損の改善で3社とも純利益が大幅増益に
◇ J:COMの堅調や事業再編に伴う税効果等で純利益が198億円に拡大した住友商事のメディア・ライフスタイル事業部門
◇ 住商情報システムとCSKの統合でITソリューション事業も商社系トップへの躍進が期待される住商
◇ 有力ブランドのTV通販で新たな客層の開拓に乗り出した住商のShopチャンネル
◇ 経費削減と関連会社の改善で増益となった伊藤忠商事の情報通信・航空電子セグメント
◇ ITサービス事業分野で本体とCTCの双方でクラウド関連に注力する伊藤忠
◇ グリーンテクノロジー事業領域で省エネ制御サービス事業に取り組む伊藤忠
◇ キャリアの手数料減少などで減収減益となった伊藤忠系携帯販社ITCネットワーク
◇ 事業会社の統合再編や事業移管で中核会社の基盤を強化する伊藤忠・産機システム分野
◇ 株式評価損の反動と株式売却益の計上、EMS事業の新規連結などで黒字転換した三井物産・情報産業本部
◇ 環境IT事業分野で台湾のLED関連事業や中国でEV向け電池事業に出資した物産
◇ 環境は厳しいが成長戦略を着実に実行する物産のITサービス関連事業各社
◇ ロシアで決済端末事業に出資するなど海外のEコマース事業に注力する物産