商品部門特集④
大手商社「金属部門」の現状と今後の重点施策(後)
市況低迷が続く中、操業効率化・コスト削減等で競争力向上を図る各社
◇金属資源投資事業を一元管理することを目的に、今年度も組織改編した三菱商事の金属グループ
◇コスト削減など操業の効率化により、MDPが増益を確保した商事の金属資源本部
◇アルミ関連の川上権益への投資も将来的な戦略に掲げている商事の金属資源本部
◇発足1年にして新規成約70件以上を実現した商事の金属資源トレーディング本部
◇Edgen社の買収でエネルギー中・下流向け鋼管事業の成長基盤獲得を図る住友商事
◇マレーシアでのアルミ製錬事業拡張など、新規投資案件の収益貢献を期待する住商
◇グループ内の鉱物資源事業を統合し、「金属・ユーティリティ本部」を設置した双日
◇来年度の新中計に備え、V字回復への準備を進める双日の金属・ユーティリティ本部
◇独スクラップ会社への資本参加などリサイクル関連に注力する豊田通商の金属本部