決算特集①
大手商社の2001年3月期「連結決算」分析
収益力回復を背景に株式売却益で償却を進め5社が過去最高益に
◇ PIRI社の売却益1086億円などで当期純利益が921億円となった三菱商事
◇ Copelcoの売却で金融収支が改善しCTCの売却益などで大幅増益の伊藤忠
◇ 営業利益は減益だが株式売却益で当期純利益は48.3%増の三井物産
◇ 子会社が連結対象から外れ販管費の大幅な改善で営業利益5割増の住友商事
◇ 持分法損益の大幅増が寄与し当期純利益が150億円の丸紅
◇ 多額の償却をITXの売却益が補い過去最高の当期純利益を計上した日商岩井
◇ 特別損益で多額の償却と益だしを行い当期純利益が101億円となったトーメン
◇ 有価証券評価損などで当期純利益は211億円の赤字に転落したニチメン
◇ 買収先の貢献や償却費用の減少で高い利益水準を見込む02/3期連結業績見通し
表1 大手商社の01/3期連結対象会社数と黒字会社数および比率
表2 大手商社の01/3期連結決算の連結対象会社の黒字額・赤字額
表3 大手商社の01/3期連結決算の「セグメント別当期純利益・営業利益」
表4 大手商社の01/3期連結決算と連単対比および倍率
表5 大手商社の01/3期連結決算の「商品別売上総利益」
表6 大手商社のOl/3期連結決算の持分法損益
表7 大手商社の01/3期連結決算の少数株主損益
表8 大手商社の02/3期連結業績見通し
表9 大手商社の01/3期連結決算の主な貢献会社と赤字会社
表10 大手商社のOl/3期連結決算の「形態別売上高」
表11 大手商社の01/3期連結決算の「商品別売上高」
表12 大手商社の01/3期「連結キャッシュフロー計算書」
☆有利子負債倍率3~4倍で負債残高が増加に転じ始めた三菱商事と三井物産
☆”新卒派遣の解禁”で本来の採用ができると喜ぶ大手商社系派遣会社の社長